いびきかく?睡眠時無呼吸症候群?

健康

腎臓がんの診断をされて入院、手術が決まりました。
入院や手術については病院内の各所で必要なことを丁寧に教えてくれます。
その中で麻酔科の先生から「いびきはしますか?」と質問されました。最初は何のためにこの質問を
しているか不明でしたが話を聞いてみると様々分かってきました。
なので今回は「いびきについて」を私の症状と共に書いていきたいと思います。

どのように「いびき」が起きているのか。
いびきは、あおむけになったときに舌の根元の落ち込み等により、気道が狭くなることで起こります。
この狭くなった気道を空気が通る際に周囲の粘膜が振動して「いびき」が起こります。

若いころはいびきをかいて寝ているなんてことはなかったはず!
このように思っていても体の変化によっていびきかいて寝ていることが多くなってます。
だいたいは下の2つの通りとなっていて、私も該当します。
①太ってくることで舌の根元やのどの奥の部分に脂肪がついて気道が狭くなっている。
②年齢を重ねることで舌やのどの筋肉が衰えて、舌の根元が落ち込みやすくなることでのどの
奥の部分が開きづらくなっている。

いびきをかく(睡眠無呼吸症)人に全身麻酔はリスクがあるらしい
全身麻酔により神経調節機構が抑制されることにより咽頭は閉塞する。
睡眠中の覚醒反応が抑制されることにより、呼吸の持続時間は延長し低酸素血症へと繋がる。
また,排気量や機能的残気量が低下することにより、無気肺や低酸素血症をきたす。
難しくてイマイチ分かりづらいですが、リスクがあるんだろうということは良くわかりました。

いざ、自分の症状を確認してみよう。
病院から送られてきた検査キット(鼻チューブとスマートウォッチみたいなもの)を取り付けて1日眠るだけで検査は終わりです。
使用した検査キットを病院に送り返して結果を待ちます。
書き出すよりも図を見てもらった方が分かりやすいです。※少し見にくいかもしれません。

見てわかると思いますがシッカリ重症でした。いわゆる睡眠時無呼吸症候群(SAS)と言われるものでした。※あっさり書いてますがこれを見たときは結構衝撃的でした。
結果、入院中は寝るときは鼻チューブで酸素送ってもらってました。

いびきは生活習慣病にも関係している
今回は腎臓がんの手術となったことでいびきの検査をしましたが、睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと高血圧、循環器系疾患、脳卒中などの合併症の発生が高まり、生命の危険を招くこともある疾患だそうです。

睡眠時無呼吸症候群は日本では潜在的な患者が200万人、治療が必要な人数はそのうち30万人にのぼります。

手始めに何をすればいいだろうか。
私は手っ取り早く枕を取り替えてみようと考えました。横向き枕等もあるらしく、まずは自分に合った枕探しです。
これによって空気の流れがスムーズになり、イビキや無呼吸症候群の発症リスクを軽減することが期待されます。

枕を選ぶ際には、以下のポイントに注意してみてください。

高さと硬さの調整:体の格や寝相に合った高さと硬さの枕を選びましょう。頭と首の位置を自然なラインに置くことが大切です。

寝姿勢に合った枕: 寝るときの姿勢によって適切な枕の選び方が異なります。前向き寝または横向き寝に合った枕を選んでみてください。

素材: 枕の素材が重要です。通気性の良い素材や、体にフィットする素材を選ぶことが重要です。

特殊な枕: イビキや無呼吸症候群に特化した枕もあります。例えば、頭を高くすることで気道狭さを防ぐ効果のある枕などもあります。

枕を変えることで、イビキや無呼吸症候群の症状が軽減する場合もありますが、症状が重度である場合は、医療専門家のアドバイスを受けることが大切です。

皆さんもまずは自分の状況をしっかり確認するところからやってみると良いと思います。

腎臓がんでロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術(ダヴィンチ手術)
従来の開腹・開胸手術と比較して、通常の腹腔鏡・胸腔鏡手術と同様に、傷が小さく痛みが軽度で、手術後の回復が早い、手術中の出血量が少ないなどの利点があるとのこと。 私は1週間程度で入院生活は完了して退院となりました。

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